ADHD薬物療法体験談2(コンサータ編)
ストラテラを断念し、しばらくカウンセリングのみで治療してきましたが、
多数のけがや実験中のミスなど不安が募り、コンサータを始めることになりました。
最初は18mgから始め、2週間後に27mg、そして1か月後から18mg+27mg=45mg
で維持しています。
体重によるらしいですが50㎏以下の人は、45mgがMAXだといわれました。
コンサータの体験談は以下の通り↓↓
コンサータ錠は,脳内の神経細胞間で情報を伝える役割を果たしている神経伝達物質(ドパミン,ノロアドレナリン)の働きを活性化することにより,AD/HDの症状である不注意,多動性,衝動性などの症状を改善します.
メチルフェニデートには、リタリンとコンサータがあり、コンサータは徐放錠であり、少しずつ薬剤が溶け出すため、依存性はリタリンより少ないといわれています。
実際に飲んでみて感じた利点欠点
デメリット
・副作用(動悸。手の震え、食欲低下、不眠)。副作用詳細は後述。
・依存への恐怖感、コカインやアンフェタミンなどの覚醒剤と同様の作用機序を持つことへの抵抗感
・重度の不安がある人には本当は向いていないらしい。
・価格が高い。
コンサータ錠18mg | 337.8円/錠 | ||||
コンサータ錠27mg | 374.3円/錠 | ||||
コンサータ錠36mg | 402.6円/錠 |
メリット
・即効性がある!!
・冷静さが求められる時など、必要だと思う日だけ飲めばよい。(毎日飲み続けなければならないストラテラと比べて、コスト面などでも負担が少なくなる、土日飲まなくていい)
・効果を実感できた。(集中できる感じ)
・お昼に眠くならない。
・副作用はあるが、ストラテラで一番しんどかった吐き気とめまいがないので、楽。
・特に、お昼の食欲が減るため痩せる。(薬の切れる夜になると食欲は復活します)
コンサータは飲んで2時間後くらいには効果が出ます。
そして夕方~夜まで続きます。一番実感したのは覚醒感!お昼も眠くなったりだれたりしないし、いつもは何かしてても途中で他のことを同時並行し始めてしまうのですが、それも減りました。
ただ、11時までに飲まないと、夜まで効果が続き眠れなくなるので注意が必要です。
副作用については、最初に感じたのは動悸、手の震えと食欲減退でした。
階段を昇ったりするとき、ドキドキして少ししんどかったけど、徐々に慣れてきました。手の震えは、1週間ほど気になりましたが、収まりました。(精神的なものもあったのかもしれません)。
食欲減退は、吐き気などによるものではなく、「ただ食べたいという気持ちが無くなる」という感じです。胃内容物量は減るためお昼にはお腹が鳴るなど、物理的には空腹を感じるが、食べたいという欲求は無い。でもお昼に何か食べないとと思って、食べ始めるものの、通常量が食べきれなくなります。そのため、ジュースなど飲み物でカロリー摂取していました。ただ、コンサータは12時間ほどで効果が切れるので、私の場合、体内の恒常性を維持するためなのか、夜9時以降くらいに猛烈な食欲が来ました。
そのため、しばしば夜中に過食してしまいましたが、総摂取カロリーは足りないのか、体重は変わらないか、過食の無いときは減っていきました。(2-3㎏)
旅行のときなどは、せっかくおいしいものがあるのに食べられなくなるので、コンサータで食欲減退を顕著に感じる場合は、旅行やみんなで食事するときは飲まない方がいいかも?と思います。
私の場合、即効性や副作用、使い勝手や効果の面から、ストラテラよりコンサータのほうがあっていると感じたので、コンサータを使い続けています。
↓ちなみにストラテラはこんな感じでした
toresistaddiction.hatenablog.com
次に、コンサータについて文献等調べてみたことや、カウンセリングについてんp体験談も書いてみます✨